願いましては…

先日、職員が学校で使っていた算盤を持ってきたところ

ご利用者の方が

「やってみようか…(パチパチ)あら、七万とんで八百。合ってる?」

はい、ばっちり合っておりました!

その後も「ご破算で願いましては~」と読み上げる度に、軽快な珠の音が響いておりました。

「体は覚えているもんやね」と笑った102歳の横顔に

彼女の若かりし頃を見たような気がしました。